
FXを始めようと思っても、専門用語が多くて「何から覚えたらいいかわからない…」と感じる方は多いのではないでしょうか?
実際、FXには聞き慣れない言葉がたくさん登場します。でも、最初にしっかり基礎用語を理解しておくことで、実践に移っても迷わずスムーズに取引できるようになります。
本記事では、これからFXを始める初心者の方に向けて、まず覚えておくべき重要用語10個をわかりやすく解説していきます。
目次
1. 通貨ペア(Currency Pair)
FXは「通貨と通貨を交換する」取引です。そのため、常に2つの通貨をセットにした通貨ペアで売買します。
例えば、
🔰 初心者ポイント 通貨ペアはたくさんありますが、最初は「USD/JPY(ドル円)」など、メジャー通貨ペアから始めるのがおすすめです。価格変動が安定しており、情報も多く集めやすいからです。
2. ロングとショート(Long / Short)
FXでは、価格が上がる方向でも、下がる方向でも利益を狙えるのが特徴です。
🔰 初心者ポイント 「買い=ロング、売り=ショート」と覚えましょう。下落相場でも利益が狙えるのがFXの魅力のひとつです。
3. スプレッド(Spread)
スプレッドとは、通貨を買う価格と売る価格の差であり、実質的な手数料となります。
4. pips(ピップス)
pips(ピプス)は、FXで値動きを表す単位です。
例)ドル円が110.00 → 110.50まで上がったら「+50pips」と表現されます。利益や損失を表す際に頻繁に使われるので、自然と慣れていく用語です。
5. レバレッジ(Leverage)
レバレッジとは、手持ちの資金よりも大きな金額を取引できる仕組みのことです。
例)
1万円の資金で100倍のレバレッジをかければ、100万円分の取引が可能になります。
🔰 初心者ポイント ハイレバレッジには大きな利益チャンスがありますが、同時にリスクも高まります。最初は少額・低ロットでレバレッジの感覚をつかむことが大切です。
6. 証拠金(Margin)
証拠金とは、レバレッジ取引をする際に業者に担保として預ける資金のことです。
例)100倍レバレッジで1万通貨(100万円分)の取引をするには、証拠金1万円が必要です。
FXでは「証拠金維持率」を常に確認することが、資金を守る第一歩です。
7. ロスカット(Loss Cut)
ロスカットとは、損失が一定の水準に達したときに、自動的にポジションを決済して損失を限定する仕組みです。
証拠金が少なくなり、維持率が基準を下回ると発動します。
🔰 初心者ポイント ロスカットは一見マイナスに見えますが、「これ以上の損失を防ぐための保険」として非常に重要な機能です。
8. ゼロカットシステム(Zero Cut)
ゼロカットシステムとは、口座残高がマイナスになった場合でも、損失をゼロにリセットしてくれる仕組みです。
多くの海外FX業者(XM、Exnessなど)で採用されており、万が一大きな損失が出ても借金を背負うことがありません。
※国内業者ではこの制度は基本的にありません。
9. ロット(LOT)
FXでは、通貨の売買量を「ロット」で表します。
🔰 初心者ポイント 最初は「0.01 LOT」などの少額で取引して、相場の動きを体感するのが良いスタートです。
10. スワップポイント(Swap)
スワップポイントは、2国間の金利差によって発生する利益またはコストのことです。
まとめ|用語の理解がトレード成功の第一歩
FXで勝ち続けるためには、相場観や分析スキル以前に、用語の正しい理解が不可欠です。
特に初心者のうちは、意味が曖昧なままトレードを始めてしまうと、思わぬミスや損失に繋がることもあります。
今回ご紹介した10個の用語は、どれもFXの基本中の基本。
最初のうちは覚えることが多く感じるかもしれませんが、繰り返し見ているうちに自然と身についていきます。
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