
ポジポジ病とは?
ポジポジ病とは、FX(外国為替証拠金取引)や株式投資をしている人が、常にポジション(取引)を持っていないと落ち着かなくなり、無駄な売買を繰り返してしまう状態のことを指します。この病にかかると、冷静な判断ができなくなり、結果的に損失が増えてしまうことが多いです。
例えば、ある初心者トレーダーが「せっかく証拠金を入れたのだから、ずっと取引しないともったいない!」と考え、何の根拠もなく頻繁に売買を繰り返してしまったとします。その結果、手数料やスプレッドコストがかさみ、気づけば資金が減ってしまう……。これが典型的なポジポジ病の例です。
ポジポジ病の原因はいくつかありますが、主なものとしては以下のような心理的要因が挙げられます。
- 利益を出したいという焦り
- 取引をしていないと不安になる
- 短期間でお金を増やしたいという欲望
- 相場の流れを深く考えず、なんとなくエントリーしてしまう
こうした心理が働くと、正しい分析をせずに売買を繰り返し、気づいたら資金がどんどん減ってしまうという悪循環に陥ります。
では、ポジポジ病をどのように改善すればよいのでしょうか?今回は、具体的な対策を8つ紹介します。
目次
1. 取引ルールを作る
ポジポジ病を克服するためには、まず「明確な取引ルール」を作ることが重要です。
- エントリー条件を明確にする(例:「移動平均線がクロスしたらエントリーする」など)
- 1日の取引回数を決める(例:「1日3回までに制限する」)
- 損切り・利確のルールを決める(例:「損失が1%に達したら必ず損切りする」)
具体的なルールを設定し、それを守ることで、無駄な取引を減らすことができます。
2. トレード日記をつける

「なぜこのタイミングでエントリーしたのか?」「結果はどうだったのか?」を記録し、自分のトレードを振り返ることで無駄なトレードを減らせます。
- 取引日時と価格を記録
- エントリー理由と結果を分析
- 失敗パターンを把握する
例えば、「何となく上がると思ってエントリーしたが、結局損失を出した」という場合、感情に流されていることが分かります。こうした記録を続けることで、自分の弱点を理解し、改善していくことができます。
トレード日記はかなり重要です。人は自分で行なった行為を不安な気持ちもありますが正しいと思いこみ、また同じことを繰り返してしまいます。日記を書き続けて読み返したりする事で自分の癖や根拠などが浮かび上がって取引きを改善する事ができます。
3. デモトレードで練習する
デモトレードを活用して、冷静に判断する習慣をつけるのも有効です。
- エントリーの厳選を練習
- ルール通りに取引できるか確認
- 焦らないトレードを習得
例えば、リアルマネーではなくデモ口座で「ルール通りにしか取引しない」と決めて練習すると、自然とポジポジ病が改善されることがあります。
デモトレードの場合は本当のお金ではないので、メンタル部分がリアルトレードと全く違いますが、デモトレードでもしっかりとトレード日記をつけ分析を行なう事ができれば成長する事ができます。
4. 取引回数を減らし、じっくり待つ
プロのトレーダーは「待つこと」を大切にしています。
- 無理なエントリーをしない
- 相場の流れを見極める
- 本当にチャンスのときだけ取引する
例えば、有名なトレーダーは「最高のチャンスが来るまで待つ」ことを徹底しています。無理な取引を減らすだけで、損失が減ることも多いです。
トレードをするにあたって待ちはとても重要です。価格は常に動いており自分のルールと照らし合わせ入るタイミングに入るという事をするかしないかだけで損益は大きく変わってきます。
5. 相場を見すぎない
常にチャートを見ていると、「何かしなきゃ」と思ってしまいます。
- 1日の相場チェック時間を決める
- 相場を見ない時間を作る
- エントリー条件が揃うまで放置する
例えば、「毎日9時と15時だけチャートをチェックする」と決めることで、無駄なエントリーを減らせます。
ハイレバレッジで取引きを行なっていると気になってしまう気持ちは分かります。その時には、テイクプロフィット、ストップロスを設定して相場を見ない時間を作る癖をつけてください。
6. 損失を受け入れる
トレードにおいて、損失は避けられません。損失を受け入れることで、無駄な取引を減らせます。
- 損失を冷静に受け止める
- 「取り返そう」としない
- 負けても次に活かす思考を持つ
例えば、「1回負けたら取引を止める」と決めることで、焦りからくる無駄なトレードを防ぐことができます。
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7. 小さいロットで取引する
大きな資金をかけると、感情が揺れやすくなります。
- 少額取引で練習する
- リスク管理を徹底する
- メンタルを安定させる
例えば、「最初は1,000円だけで取引する」と決めておくと、感情的になりにくくなります。
ポジポジ病の人は本当に大きな勝ち続けないと気が済まない人が多いです。小さな金額で自分のスタイルを確立していく事は大事ですので、自分がそうと思う方は取り入れてください。
8. 休むことも大切

「相場に参加し続けなければならない」という考えを捨てることが重要です。
- 疲れたときは取引を休む
- 冷静さを取り戻す時間を作る
- 相場から距離を置くことで新たな視点を得る
例えば、1週間に1日はトレードを完全に休む日を作ることで、リフレッシュできます。
相場は基本的に平日24時間動いています。逃げていく事も隠れる事もありません。そして、トレードすると大なり小なり精神的に負担がかかります。なんでもそうですが、適度が一番です。
休んでいる時には、トレード日記を見返したりして今後のトレードの為の行為を行ない、冷静な判断ができるようにしていきましょう。
まとめ
ポジポジ病を克服するためには、
- 取引ルールを作る
- トレード日記をつける
- デモトレードで練習する
- 取引回数を減らす
- 相場を見すぎない
- 損失を受け入れる
- 小さいロットで取引する
- 休むことも大切
ポジポジ病は多くのトレーダーが経験するものですが、意識して改善すれば克服できます。焦らず、冷静に、ルールを守りながら取引することが大切です。
ここまで、読んでくださったあなたは少しでも改善したいと思っていると思います。今回上げた全ての事を実行する事をおすすめしますが、少しずつでもいいので取り入れていってください。
人間そうすぐ変わる事はありません。毎日の積み重ねが大事ですのでポジポジ病を本気で治したいと思っているあなたなら必ず克服できるでしょう。
何も考えずにずっとトレードしている人に比べれば学ぼうとしている事自体が成長です。
そして、しっかりと利益が残せる人になって一緒に稼いでいきましょう。